【徹底紹介】HAL®腰タイプ 使用者の本音を大公開!!

HAL腰タイプ ~使用者の本音を徹底解剖~

というタイトルで動画報告イベントが開催されましたので内容を紹介します♪

HALといえば、医療機関のリハビリ室で使用する下肢タイプがイメージされやすいですが、最近は腰タイプをトレーニングに活用しているケースも増えてきており、トレーニング効果も出ているという報告を聞いています。


今回はHAL腰タイプを活用した在宅プログラムがスタートしたということもあり、イベントが企画されたと。

2021年4月10日(土)14:00~ Live配信 でした。



HAL腰タイプのユーザーによる、ユーザーのためのファミリーイベントです。
実際使ってみてどうなのか、どんなふうに使っているのか、知りたくてもなかなか知る事のできなかった本音を語り尽くす2時間。


ということでご案内をいただいたので視聴しました。

登場するのはこちらの方々

  • 寺田家TVさん
  • こさめさん
  • 女優 河合美智子さん
  • 現代のもののけ姫 まこさん
  • ちんさん

※脳性麻痺や脊髄損傷、脳幹出血、頚髄損傷による障害をもたれている方々がリアルな使用者の声としてそれぞれのケースを紹介してくださいました。

使用されている方々の感想や使用前後の効果判定的なところはなかなか聞く機会がないのではと思います。
貴重なユーザーの声を聞ける機会を逃すまい!と視聴してきました。


とっても気になる2時間の構成はつぎのとおり。

それでは内容を順にご紹介していきます。

イベントの中身はこんな感じ

寺田家TVさん

寺田家パパがHAL®トレーニングによって自分の子供を抱っこして車いすから立ち上がることを成し遂げたことはとても感動的でした。

感動的な動画がこちら♪

↓↓↓

いまでも寺田家TVを定期的にチェックしてパパさんの頑張りを見させてもらっています。そのうち歩くことも実現するんじゃないかと思って見ています。


こさめさん
HALとの出会いと自分の身体に起こった変化についてお話してくださいました。


5年ぶりにHALを装着して歩くことができ、退院後の免荷式装置を使ったHALトレーニングによって、しっかりと歩けるようになった姿を報告。

HAL下肢タイプ

いまでは自宅で腰タイプを装着して立ってラジオ体操ができるほどになられていると。

自宅では、立ち座りや腿上げのトレーニングを実施。

HAL腰タイプ

最後は歩行器を使って外を歩く姿に驚きました。

HAL腰タイプ

まこさん 
車椅子上での生活だったまこさん、ひとりでは立ち上がれませんでした。

腰タイプを装着して骨盤起こしや立ち上がりのトレーニングを紹介。

ひとりでも立つことができるようになった場面も。

現在、まこさんは再生医療にもトライされていて、HALを使ったトレーニングも発信されています。リアルなケースを知れるということで要チェックだと思います。


河合美智子さん
仲良しご主人と登場、河合さんは昨年9月にHALを初めて体験して以降、HALトレーニングに励まれています。

HAL下肢タイプを装着してすぐの歩行や自宅で腰タイプを使ったトレーニング場面などが動画で紹介されています。

脚、上がってます。

走ったりスキーやゴルフもできるようになるとは!

ちんさん
お通じの感じ、お腹にたまってくる感じが分かりやすくなった。
都合のいい時間にトレーニングに取り組めることがメリットだという報告でした。

ちんさんからは、HALは僕の夢の手助けをしてくれてるそんな素敵なパートナーです。という表現がありました。


他には、子どもさんたちの取組場面も紹介されていました。

第2部ではHAL腰タイプの介護施設や建設作業場面といった腰用アシストスーツという使い方の紹介。

トレーニングとしてのフレイル対策の健康増進教室やスポーツ場面、アスリートへの活用という内容でした。

スポーツ場面では、Bリーグ茨城ロボッツの選手へのパフォーマンス向上につながっている点や、マエケン選手が登場したり。

そして締めくくりは、筑波大学医学医療系整形外科の三浦先生より、臨床場面での運動機能向上に向けた取組みについて紹介されていました。

腰を守る作業用途にとどまらず、子どもたちから成年期、高齢者まで障害や機能障害をもたれている方の症状回復やスポーツ場面でのパフォーマンス向上など、幅広い活用場面が可能になってきていることを知る事ができました。

こうして振り返ってみると盛りだくさんの内容ですね!!

わたくしですが、理学療法士の免許を取得して20年が経とうとしています。
その間、トレーニング機器の発展は目覚ましいものがあると強く感じています。
特に、ロボットリハビリテーションについては知っておかなければいけない領域であると思います。
みなさんは、担当する患者さんにHALを正しく薦められますか?
あなたの周りのPTさんはHALを薦めてくれますか?
必要としている人に、相応しい機器を推奨できるように、我々医療者はしっかりとした知識を備えておかなければいけないと実感しています。


今回のHALファミリーイベント視聴は大変為になる2時間でした。
そして、内容を振り返りながらご紹介をさせていただき、最新のHALの活用方法について理解もさらに深まったと思っています。


最後までご覧くださりありがとうございました。

作成者:逢坂大輔(日本ロボットリハビリテーション・ケア研究会 世話人)

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